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TYGERS OF PAN TANGに在籍していたジョン・デヴァリルとフレッド・パーサーの2人が結束!
元PENETRATION, TYGERS OF PAN TANGでの活動で知られるフレッド・パーサーが30年もの時を経てロック・シーンへカム・バック!ヴォーカルのポジションにはTYGERS OF PAN TANGの顔、ジョン・デヴァリルが完全参加。そして2人の情熱がアルバム『Square One』を完成させた。
デビュー・アルバム『Wild Cat』(1980)をリリースしたTYGERS OF PAN TANGはパワーと将来性を持つ新シンガーを探し始める。メロディ・メイカー誌にメンバー募集の広告を掲載すると応募してきた多くのシンガーの中でキラリと光っていたジョンをジェス・コックスの後任として獲得する。そしてジョンはプロフェッショナルの道へと進む。
1981年、若きジョン・サイクスのエネルギッシュなギターとジョン・デヴァリルのパワー溢れるヴォーカルをフィーチュアしたアルバム『Spellbound』を発売。アルバムは高い評価を得て、ヘッドライナーでのツアーが実現した。
『Crazy Nights』発売後にジョン・サイクスはバンドを脱退。フランス・ツアーが迫っていたある日、急遽PENETRATIONに在籍していたフレッド・パーサーを新ギタリストとして迎えることを決断。「一週間でセット・リストをプレイできるか?」とフレッドは尋ねられるも、7日後のパリ公演で見事なプレイで応えた。
ベスト・セラーとなった1983年の『The Cage』発売後にはヨーロッパ・ツアーと日本ツアーを成功させるも、ほどなくしてバンドは崩壊の道へと向っていく。
TYGERSの解散によって引き起こされた混乱の影響を受けることのなかったフレッドは彼の友人で、TYGERSのシンガーであったジョンとともに新しいバンドを開始。そしてここに30年という年月を乗り越えてデビュー・アルバムを完成させる。PINK FLOYD, QUEEN, LED ZEPPELINを愛する2人は、自身のレコーディング・スタジオ経営と俳優としてのキャリアを築いてきた。2018年の現在にどのようなロックを聴かせてくれるのか?「大好きなロックの助けを借りただけさ。」とジョンは語る。
あの声が溶け込んだ彼らの新しい楽曲からは、2人が参加したアルバム
『The Cage』の雰囲気を感じ取ることができることであろう。Square One(出発点)の次はさらなるアルバム制作と彼らの新しい活動にその期待が高まるばかりだ。